先日アメリカ/ダラス出張の際、少し足を延ばしアメリカ南部に位置するルイジアナ州のニュー・オリーンズに行って参りました。
広大なミシシッピ川南河口に位置するこの町は古くから港湾都市として栄えた町です。かつてはフランス領ルイジアナの首府であり、市内のフレンチ・クオーターと呼ばれる地区にはフランス植民時代の雰囲気が色濃く残っており、アメリカにしては珍しく文化の香りがします。ニュー・オリーンズは「新しいオルレアン」という意味でルイ15世の摂政オルレアン公フィリップ2世に由来するそうです。
ルイ・アームストロングの生まれた町でもあるため、音楽とりわけジャズの演奏がとても盛んです。私が行ったのPreservation Hallは18世紀中頃に建てられた、フレンチ・クォーターでも最古の建物のジャズライブハウスです。毎晩約1時間の演奏を4〜5回行っており、立ち見なら25ドルという良心的な価格で超一流のの演奏を聴くことができます。なんと私が見た会では演奏者5人中、2人が日本人でありました。現地の演奏者に聞いたところは1950年代以降、日本のジャズはニューオリーンズにとんでもなくなく強い影響を与えておりなくてはならない存在とのことです。トロンボーンの演奏者は菊池はるかさん、海を渡ったサムライがおりました。。。
フレンチクォーターのバーボンロード周辺は写真の通り、あらゆるパーティータウンの様相を呈していますが、ところどころ見られる建築物などアメリカ南部の古き良き文化を感じとることができます。海沿いということもあり、生ガキやザリガニなど比較的日本人に胃にも優しい食事が揃っており楽しめると思います。
プライベートジェットでアメリカ南部を巡る旅、とても粋ですね。