自分専用の小型機に乗って、普段は見られない、上空から見た富士山を撮影する。
そんな富士山写真家の夢を叶えるツアーが、SKY TREKの「富士山フライト」です。
「富士山フライト」へは、SKY TREKが繋ぐ全国約100ヶ所の空港の一つ、埼玉県桶川市にある「ホンダエアポート」から出発します。
指定した待ち合わせ時間に、ホンダエアポートに到着すると、SKY TREKの専用機KODIAK100がすでにスタンバイ済みで皆さまをお迎えします。
「人が飛行機を待つのではなく、飛行機が人を待つ」
あなたに合わせた出発時間で、フライトコースも相談可能など、自分だけのカスタマイズされた60分間です。
通常のエアラインと比べて、低い高度で飛ぶため、機内からの眺めは格別。そこから見る富士山の圧倒的な迫力に、自然の偉大さを感じます。
今回「富士山フライト」に参加いただいたのは、富士山写真家の成瀬 亮さん、橋向 真さん、田村 梨貴さんの3名。
多方面にて活躍する3名の中から、成瀬さんに、富士山撮影に対する思いやSKY TREK体験について話を聞きました。
ーー「富士山」の写真を撮影し始めたきっかけはありますか?
会社の上司が富士山撮影を始めて、営業で同行する時、写真を見せてもらっていました。それまで写真自体に全く興味もなく、カメラもほとんど触ったことがありませんでした。
ひょんなことから夏休みに山中湖に行くことになり、「せっかくなので自分も撮ってみたい」と思って、一眼レフを買い、富士山を撮影したことがきっかけです。
ーーずばり成瀬さんにとって「富士山」の魅力とは何でしょうか?
『変幻自在であること』が一番の魅力だと感じています。
太陽の位置、月の位置、星の位置、天候などの状況によって本当に刻一刻と表情が変わります。また、どこから見るかでも全く違う表情を見せてくれます。
追いかけても追いかけきれない…。本当に魅力的な存在です。
ーー「富士山」がきっかけで人生はどのように変わりましたか?
富士山に出会ってからは、プライベートのほぼ全てを富士山に捧げています(笑) 。
カメラを持つ前の人生と今とでは、「充実感」が全然違いますね。
ーー成瀬さんが「富士山」を撮影する時に大切にしているモットーや、思いを教えてください。
富士山そのものを捉えることを意識しています。
富士山の表情自体が、とてもドラマティックだと思っているので、「カメラを通して、その感動を如何に表現できるか」を大切にしています。
ーーSKYTREKの「富士山フライト」にご参加頂きましたが、どのようなきっかけで、またどんな期待をもって参加を決めましたか?
「仲間で割ればお財布に優しいこと」が興味を持ったきっかけです(笑)。
小型飛行機ならではの高度、さらに富士山に近づいて撮影することで、「今まで見たことのない富士山を撮影できるのではないか」と思い、参加することを決めました。
ーーフライト日までのやり取りはスムーズでしたか?
「こんな角度や高度で富士山を撮りたい」など、わがままなリクエストをしましたが、非常に柔軟に対応して頂けました!
ーー SKY TREKの専用機「KODIAK 100」でのフライト体験はいかがでしたか?
小型飛行機なので、「揺れや乗り物酔いをするのでは?」と当初は心配でした。実際、上空ではほとんど揺れず、集中して撮影に臨むことが出来ました。
ただ、興奮した機内の熱気で、窓が曇ってしまったことが大変でした(笑)。
ーー上空から「富士山」が見えた時の感想を教えてください。
今まで見たことのない富士山の姿に、ただただ感動しました。
ーーどのような思いで、シャッターを切りましたか?
興奮して夢中になってシャッターを切りました。興奮しすぎて記憶がほとんどありません(笑)。
ーー今回「富士山フライト」にて撮影した写真に対する思いがありましたら教えてください。
富士山は非常にポピュラーな被写体ではあるものの、今回SKYTREKにて撮影した、上空からの富士山は今まで見たことのない姿で、本当に感動しました。
「何度かチャレンジすることで、また出会ったことのない富士山を撮影できるのではないか」と確信しています。
ーー今後、どのような富士山を撮影してみたいですか?
夏はなかなか天候が安定しないのでタイミングが難しいですが、いつか富士山の上空から、夏の雲海越しの富士山を撮影してみたいです。
ーー「富士山」の撮影を始めたばかりという人に、撮影のアドバイスはありますか?
『続けること』が何より大事だと思います。
追いかけていればいつか絶対に涙が出るほど感動的なシーンに出会えます。
SKY TREKでは、【ホンダエアポート発・富士山フライト】の予約を絶賛受付中です。
「日本の象徴」である富士山を間近で眺める贅沢な60分間の空中散歩をご堪能ください!
成瀬 亮
1983年 東京出身。
5万以上の応募があった「第65回 ニッコールフォトコンテスト」にてモノクロ4枚の組み写真「富士変幻」が、最高賞である『長岡賞』を受賞。「モノクロ」という成瀬さん独特の方法にて、富士山の奥深い魅力を表現している。
Instagram: @ryonaruse
富士山は、ポピュラーな被写体であるものの、SKY TREKで上空から見下ろして撮影した富士山は、今まで見たことない姿。成瀬さんの撮影したモノクロの富士山は、富士山の “男らしさ”と千変万化する富士山の奥深さが感じ取れます。
橋向 真
1977年 静岡県出身。
「東京カメラ部10選2016」にも選ばれた経験をもち、企業広告や、雑誌、書籍、カレンダーなど、幅広いジャンルにて撮影作品を提供している。富士山写真を主に発信しているInstagramでのフォロワー数は35,000人以上。
Instagram: @hashimuki
旅行用に購入したカメラがきっかけで「撮影の面白さと魅力」にはまったという橋向さん。
富士山の様々な表情を撮影し、その奥深い魅力を発信している橋向さんのInstagramのフォロワー数は、なんと3万5千人以上!富士山を愛でる気持ちは世界共通。SNSを通して、日本・海外を問わず、多くの人々に感動を届けています。
富士山よりもはるか上空で撮影することが一つの夢であり、目標でもあったことから、SKY TREKの「富士山フライト」に参加頂きました。
普段は目にすることは無い、富士山上空から見下ろす火口をしっかり捉えようと無我夢中になってシャッターを切ったという一枚がこちらです。
普段見ている富士山とは別の表情を持った富士山の壮大な雄姿は、私たちの心を引きつけてやみません。今後は、新緑が眩しい夏の富士山や、秋らしい紅葉の富士山の撮影をしてみたいそうです。
田村 梨貴
1987年 神奈川県出身。
2015年 富士山写真大賞・2016年 山中湖フォトグランプリにてグランプリ受賞、2018年忍野村GPフォトコンテストにてシルバー受賞の経験を持つ。
Instagram:@riki.tamura
季節や時刻によって、様々な表情を見せてくれる富士山。
満月が富士山の山頂にかかった瞬間で、まるで富士山の頂上に真珠の粒を乗せたかのような、清楚で神秘的な富士山の姿「パール富士」は、とても希少な絶景です。その姿を撮影してから、富士山のみせる様々な表情に感銘を受けて、フォトグラファーへの道を歩み始めた田村 梨貴さん。
360度色々な角度から、さまざまな富士山を撮影してきた中、唯一撮影できていなかったのが上空から見る富士山の姿。
普段は見られない富士山の姿に感動し、ひたすらシャッターを切ったという田村さんが撮影した富士山がこちらです。
「富士山フライト」で撮影した写真には、田村さんの撮影のテーマである「普段見る事が出来ない幻想的かつ力強い富士山」が表現されています。その富士山の「懐の深さ」から感じる存在感に圧倒されると共に、自然の偉大さが身にしみます。
今後は、上空から見る「ダイヤモンド富士」、「パール富士」、「朝焼け夕焼けの富士山」など、まだ誰も見たことがない神秘的な富士山の表情を撮影したいとのことです。