【SKY TREKで再発見 !】 上空3000mから撮影する富士山の魅力
日本が誇る世界遺産の一つである富士山は、その威容と美しさで、今も昔も変わらず私たちに感動を与えます。
はるか昔から「神の住む山」として、信仰の対象としても崇拝されてきました。
富士山を見る人、撮る人、描く人、登る人。目的は違えど、多くの人を魅了してやまない富士山。
日本だけでなく世界にも認められている富士山の魅力とは何でしょうか?
富士山の奥深い世界や、SKY TREK のオススメする富士山の楽しみかたを紹介します!
日本一の高さを誇る 富士山
静岡県と山梨県の県境に跨る富士山は、標高3,776mの日本一高い山です。
富士山についで日本第2位の高さを誇る山梨県の北岳(きただけ)の標高が3,193mと比べても、その高さが際立ちます。
「先小御岳」「小御岳」「古富士」「新富士」の4つの山で出来ている富士山の裾広がりの美しい形は、成層火山として、爆発的な噴火を繰り返すことで形成されました。
噴火を始めたのは10万年前と、比較的に若い火山ですが、高さに加えて、噴出したマグマの量も日本一と言われています。
現在、私たちが目にしている頂上が天を衝くような円錐形の富士山は、約1万年前におこった3度目の噴火によって形成された姿です。
日本の信仰の対象 富士山
富士山は、その外観の美しさから名山と称えられる一方で、富士山が噴火していたその昔には、猛威を振るう火山に「怒る神の姿」を重ね、人々は「神の住む山」として畏れ敬いました。
当初は、噴火による災いをもたらす山という恐れと、美しい山の姿から自然と手を合わせる存在として、遠くから見て拝む「遙拝(ようはい)」の対象であったと考えられています。
縄文時代中期に作られたとされる遥拝場も見つかるなど、古来からすでに富士山が信仰の対象であったことがわかります。
「福慈神(ふじのかみ)」と呼ばれるようになった富士山の神霊は、平安時代には「浅間大神(あさまのおおかみ)」と呼ばれるようになります。
噴火にて、荒れ狂う富士山を鎮めるために、麓に浅間大神を祀ったのが、富士山本宮浅間大社のはじまりです。
平安時代後期以降、噴火活動が沈静化した後は、日本古来の山岳信仰と密教等が習合した「修験道」の道場となり、山中での修行を目的としたり、富士山の護神徳を拝しながら登山する「登拝」する山へと変化していきました。
室町時代後半になると、一般庶民も富士山に「登拝」するようになり、富士登山が次第に大衆化されていきました。
富士山登山の醍醐味
毎年30万人前後の登山者が山頂を目指す、
富士山の魅力とはなんでしょうか?
富士山の登山には、主に「富士宮」、「御殿場」、「須走」、「吉田」の4つのルートがあります。
自分の体力に合わせて選べる登山ルートは、それぞれ起点となる登山口が異なります。
選ぶルートや、登山をするスピードにもよりますが、登山にかかる所要時間は大体5時間〜7時間30分程度です。
標高3,700m越えの富士山頂上へたどり着くと、そこはもう雲のはるか上。
南アルプスや伊豆半島、河口湖に奥多摩の山々が広がる景色は、他の場所では味わえない日本一の眺望です。
山頂から「ご来光」と呼ばれる日の出を眺めたり。
富士山が日光を受け、その美しいシルエットが裾野や雲に影となって映し出される、とってもレアな「影富士」を見たり。
てっぺんにある巨大クレーターの火口を一周する「お鉢巡り」をしたり。
国内に約1,300社あるといわれる浅間神社の総本宮を訪れ、日本人の富士山への信仰を肌で感じたり。
かの歴史上の人物「聖徳太子」も、飛鳥時代に、馬に乗って富士山に登ったといわれています。
藤原兼輔が書いた「聖徳太子伝暦」によると、聖徳太子は、甲斐の国から献上された馬に乗り、雲に乗って富士山を駆け登ったという伝説あり、それがもとになって、富士山頂にある山のひとつは「駒ヶ岳」と呼ばれているそうです。
登山後の達成感だけでなく、登山する季節や時刻、天候によって見せる多様な表情、圧倒的な自然のパワーを感じることができる富士山登山だからこそ、一度だけでなく、何度も登山したくなる。
登山家が富士山を求めてやまない所以でしょう。
富士山が世界遺産に選ばれた理由
標高が日本一の富士山は、2013年(平成25年)6月に、カンボジアで開催された世界遺産委員会で、「世界文化遺産」として登録されました。
世界からも日本の象徴として認められている富士山は、その高さからだけではなく、富士山という存在に対して日本人が抱いている信仰や、富士山を通じて生まれる芸術の源としての価値が国際的に認められたということで、大変画期的なことです。
「世界遺産」としての富士山は、山そのものだけではなく、富士山と関係している周りの神社や登山道も含まれており、全部で25ヶ所が構成資産となっています。
「信仰の対象と芸術の源泉」であること。
この見えない価値こそが、富士山を世界文化遺産に導いたのです。
日本を代表する「被写体」
1年を通して様々な表情を見せてくれる富士山は、日本を代表する「被写体」です。
江戸時代末期に写真技術が広まり、日本各地の風景や人物が撮影されるようになってからは、富士山を被写体とした写真が数多く残されています。
付近に山がない「独立峰」でどこからどのように撮っても三角形の美しいフォルムである富士山は、初心者でも取り掛かりやすい「被写体」である一方で、一定の季節や気候など様々な条件が揃うことで見れる富士山のさまざまな表情を写真に収めるためには、撮影の腕だけでなく、忍耐力と集中力、そして運も問われる奥が深く難しい被写体でもあります。
富士五湖の河口湖から臨む、雄大な富士山、
春の新倉山浅間公園から、「富士山、桜、五重塔」が揃う「これぞ日本」の大絶景、
朝や夕暮れどきに、富士山頂で太陽が重なる瞬間、ダイヤモンドのように輝く「ダイヤモンド富士」、
富士山が冠雪した状態で朝日に照らされ赤く染まった「紅富士」など。
見るたび、見る場所ごとに変化する富士山をフィルターを通して表現する「富士山撮影」の奥深い世界。
千変万化する富士山だからこそ、奇跡の絶景をシャッターに収めた時の感動はひとしおです。
SKY TREK富士山フライト
富士山フライトへは、SKY TREKが繋ぐ全国約100ヶ所の空港の一つ、埼玉県桶川市にあるホンダエアポートから出発します。
指定した待ち合わせ時間に、ホンダエアポートに到着すると、SKY TREKの専用機KODIAK100がすでにスタンバイ済みで皆さまをお迎えします。
定期便のスケジュールに縛られない、快適で自由気ままな旅のプランニングが可能なSKY TREKだからこそ実現する
「人が飛行機を待つのではなく、飛行機が人を待つ」
という新しい旅行スタイル。
自分だけのカスタマイズされたフライトだから、あなたに合わせた出発時間で、フライトコースも相談可能です。手荷物検査もスムーズで、面倒な待ち時間はありません!
専用機「KODIAK100」は、米国アイダホ州にある小型航空機メーカーQuest Aircraft社によって製造されています。もともとは国際人道支援のための機体で、デコボコした不整地や短距離での離着陸が可能で、不整地や山間部などタフな環境でも優れた飛行性能を発揮できる機体です。
2017年には、航空業界の空の安全を見守る機関である「ヨーロッパ航空安全局(EASA)」から、機体の安全性を証明する型式証明を取得し、抜群の安定感と安全性能が評価されました。
富士山フライトの所要時間は60分。
SKY TREKは、通常の旅客機よりも低空飛行するため、日常にないスケール感で、上空からのパノラマビューを鑑賞できます。
普段とは違うアングルから見る富士山の「懐の深さ」と、そのまわりを生き物かのように動く雲の表情。
日本の象徴「富士山」のドラマチックな光景は、見ている人を飽きさせません。
富士山の魅力をギュッと凝縮した60分の空中散歩となることでしょう。
オーダーメイドの空の旅で、自由で贅沢な冒険へ!
プライベートジェットとまではいかなくとも、ハイヤーの予約にも似た感覚で気軽に小型機をチャーターし、定期便のように時間に縛られることなく、日本の空を飛ぶ。
そんな夢のような旅をSKY TREKは実現します。
日本国内約100ヶ所の空港で離着陸が可能になることで、定期便が運行していない地方空港間も飛ぶことができ、空の旅の選択肢を一気に広げます。
オーダーメイドの空の旅で、国内旅行をもっと自由に、贅沢に。
SKY TREKで上空からしか見えない「富士山」の新しい魅力を発見してください。